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2017年7月12日

ヘッドスパで夏の頭皮のニオイをすっきりリセット

暑い夏がもうそこまできていますね。
夏といえば気になるのが「ニオイ」

ドライヤーをかけた後や風がふいたときに

自分の頭皮のニオイが気になったことがあるという方も多いのではないでしょうか?

今回は、夏に気になる「ニオイの原因とケアポイント」についてご紹介します。

  

頭皮のニオイの原因とは?

①汗

夏は気温の上昇とともに大量の汗をかきますよね。
その「汗」がニオイの原因と思っている方が多いと思いますが、汗そのものは無臭です。

では、なぜ臭うのかというと、肌に生息する"菌" (常在菌) が原因。

肌に繁殖している常在菌が汗を分解することによって分解臭を発生させ、

それがイヤなニオイの原因になっているのです。

②皮脂

皮脂も汗と同じく常在菌が分解することで分解臭を発生させ、ニオイの原因となります。

また、頭皮の皮脂は分泌量が増えるとシャンプーでは落としきれず、残りがちになります。

夏になると皮脂の分泌量も増えるので、

朝から頭皮のニオイが気になる時はそれが原因かもしれません。

③加齢

年齢による"加齢臭"も常在菌が作るニオイです。

40代になると若い頃にはなかったヘキサデセン酸(脂肪酸の一種)が皮脂の中に増加し、

常在菌がヘキサデセン酸を含んだ皮脂を分解することで

加齢臭の原因となる体臭成分であるノネナールを発生させます。

そのノネナールが加齢臭と呼ばれる独特のニオイの正体。

皮脂の分泌が多くなる夏は、加齢臭も強くなりがちなので気をつけましょう。

  

常在菌って何?

常在菌とはその名の通り、私たちの体に"常に存在する微生物"のことです。

常在菌は全身に生息していますが、その中で肌の上に生息しているものを「皮膚常在菌」と呼びます。

肌の中でも皮膚常在菌がかなり多いのが頭皮。

専門的な話になりますが、頭皮の常在菌は、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌、アクネ桿菌(かんきん)、マラセチア菌など200種類以上の菌があるといわれており、肌の皮脂や汗をエサにして生きています。


"菌"というと"バイ菌"のような悪いイメージがありますが、

実際は常在菌が働くことで頭皮を弱酸性にしてバリア機能を保ち、頭皮環境を整えてくれています。

常在菌は多くても少なくてもいけません。「バランス」が大事。

常在菌のバランスを正常にすることが、私たちの肌や頭皮の健康を保つために大切です。 

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ニオイ対策に必要な3つのポイント

① 常在菌のエサとなる余分な汗や皮脂をこまめに取り除く
② ニオイの原因となる"分解臭"を無臭に変える
③ 常在菌のバランスを整える

さらに夏のニオイ対策としておすすめなのが、サロンでの「ヘッドスパ」。

自分では正しくシャンプーしているつもりでも頭皮の汚れは意外と取れていないもの。

頭皮をすっきりリセットしてくれるプロのヘッドスパはニオイ対策の強い味方です。

ニオイ対策で大切なのは汗や皮脂をそのまま放置しないこと。

時間が経つとそれがニオイに変わります。

「気になった時にすぐリセット」それがニオイ対策のポイントです。

今年の夏はニオイを気にせず、すっきり頭皮で楽しく過ごしましょう。

FIGARO

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