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2022年8月28日

秋のダメージが進んだ髪に必要なお手入れ

朝晩は涼しく少しずつ過ごしやすい気候になってきましたね。
この時期は、夏の強い紫外線の影響で、

髪のダメージが気になるという方が多いのではないでしょうか?

今回は、ダメージが進んだ髪のケアのポイントについてご紹介します。

  

「毛先3cmの真実」

「毛先が広がってまとまらない」
「髪がひっかかって指どおりが悪い」
そんな方は、髪のダメージがかなり進んでいるサイン。
毛髪の表面には、キューティクルと呼ばれる硬いタンパク質がウロコ状に重なっており、

さまざまな刺激から毛髪内部を守っています。

年齢を重ねた髪は、キューティクルの枚数が少ない状態で生まれてくるうえ、

特に毛先3cmの髪は、外部刺激によってキューティクルが全て剥がれ落ち、

やせ細った状態になることも。

毛先までなめらかな美しい髪を維持するには、

ダメージが進んだ毛先に特化したお手入れが必要なのです。

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ダメージが進んだ髪に必要なお手入れとは?

ダメージをうけてパサつく毛髪には、うるおいを出すために油分を補いがちですが、

キューティクルはタンパク質と脂質が組み合わさった構造をしているため、

脂質とともにタンパク質を補うことが重要です。

キューティクルに類似した成分を補うことで、髪にハリとうるおいがでて、

根元から毛先までなめらかでまとまりのある髪に整えることができます。

 

ダメージをすすませないためのポイント

①摩擦を防ぐ

髪は水にぬれると膨張し、キューティクルが開いた状態となります。

そのような状態でタオルでゴシゴシと髪をこすったり、

無理にブラッシングするとキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。

髪をタオルで拭く際は、ぱんぱんと力いっぱいたたいたり、強く絞ったりせず、

タオルで髪をはさみ、優しく押さえるように髪の水分をタオルに吸収させましょう。

また、ぬれた状態で髪をくしでとかす時にも注意が必要です。

髪がからまっている時は、なるべく目の粗いくしで

毛先から順にからまりをほどくようにし、無理にひっぱらないようにしましょう。

② 急激な水分蒸発を防ぐ

ドライヤーで急激に水分蒸発をさせると、

キューティクルが開き、割れてしまったり、毛髪内部に空洞ができやすくなり、

髪のダメージにつながります。

ドライヤーで髪を乾かす際は、タオルでしっかりと髪の水分をふき取り、

乾かす前に洗い流さないトリートメントを塗布しておくと、

急激な温度上昇が抑えられ、髪の保護になります。

ドライヤーの熱を利用して補修力を高めるトリートメントもあるので、

美容サロンで相談してみるのもおすすめです。

傷みやすい毛先から乾かすのは避け、まずは頭皮をしっかりと乾かすようにすると、

中間や毛先も徐々に乾いていきます。

 

いかがでしたか?

ぜひ毎日のお手入れに取り入れて、年齢を感じさせない美しい髪をめざしましょう。

FIGARO

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