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2023年7月23日
紫外線が髪や頭皮に与える影響とは?
毛髪は、外側からキューティクル、コルテックス、メデュラの3層構造になっています。
キューティクルはウロコ状に瓦屋根のように重なっていますが、
無色透明なので紫外線は簡単に透過し、毛髪内部に吸収されます。
毛髪の70%を構成するケラチンタンパク質は
アミノ酸がつながったポリペプチドからできていますが、
紫外線を過剰に浴びるとポリペプチドをつなげている結合が切断されてしまいます。
すると、毛髪の強度が低下し、キューティクルがはがれやすくなります。
その結果、髪の内部のコルテックスのタンパク質やうるおい成分が流出し、
ツヤの低下、パサつき、ハリコシ低下、褪色などのダメージがすすみやすくなります。
特にヘアカラーをした髪は紫外線を吸収するメラニン色素が少ないため、
紫外線によるダメージをうけやすく、
ヘアカラーの色素が流出し、褪色がすすみやすくなります。
さらに、年齢とともにキューティクルの長さが短くなり厚みが減少すると言われているので
紫外線によるダメージをより受けやすくなってしまいます。
また、髪だけではなく、紫外線は頭皮にもダメージを与えます。
髪に覆われていない頭頂部の分け目部分は、日焼けしやすいので注意が必要です。
しっかりと、髪も頭皮もお肌もケアしていきましょう