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2024年1月25日

知っているようで知らない冬のシャンプーのこと

冬は、肌の乾燥が気になり、

保湿効果が高い化粧品などで念入りにケアを行う方は多いかと思いますが、

シャンプー剤やシャンプーの仕方を夏と冬で変える方は少ないのではないでしょうか?

 

汗や皮脂の分泌が活発になる夏場は、

ニオイやべたつきが気になるので、シャンプーに気を使う方が多くなります。

もちろん夏場のシャンプーはとても大事なのですが、

健康な頭皮と美しい髪を保つには、冬場のシャンプーも非常に重要。

頭皮や髪にとって過酷な環境となる冬は、冬ならではのケアが必要です。

 

冬の頭皮や髪ってどんな状態?

冬の頭皮と髪の状態に大きく影響を与えているのは、頭皮から分泌される脂(皮脂)です。

皮脂は頭皮を保護していると共に、髪にも広がって保護し、髪に滑らかさや艶を与えています。

 

冬の頭皮は顔の皮膚と同じように皮脂の分泌が少なくなるので、

頭皮を守っているバリア機能が弱まり乾燥します。

そこへ、寒いからと夏場よりも熱い温度のシャワーで流すと、

皮脂が溶けて流れ、髪に皮脂が行き渡らなくなってしまうことも。

そうすると髪が乾燥して、静電気がおきやすくなり、髪のダメージにつながります。

 

また、冬は皮脂の量は少なくなりますが、分泌はしています。

外気で冷え、血流が滞りがちな頭皮の毛穴の中では、皮脂が固まり、夏場より取れにくくなります。

このような状態で帽子などをかぶり、ムレたりすると冬場なのに頭皮がにおう、ということも。

つまり、適切な皮脂の状態を保つということが非常に重要なのです。

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冬のシャンプーで大切なこと

①洗浄力がやさしいシャンプーを使う

洗浄力が強すぎるシャンプーは避け、アミノ酸系のシャンプー剤を使用することがおすすめです。

洗いすぎは必要な皮脂までも取り除き、頭皮や髪を傷めてしまいます。

 

②お湯の温度はぬるま湯で

寒いからといって熱い温度のシャワーで流すのは避けましょう。

寒いときは先に湯船に入ってからだ全体を温めるのがベスト。

湯船に浸かる時間がないという場合は、

太い血管が集まっている首を温めるだけでも全身のめぐりをよくする効果があります。

 

③シャンプーは泡立ててから

シャンプー剤を直接頭皮や髪につけると、洗浄力が強くなりすぎるので避けましょう。

まず、お湯で汚れをしっかり洗い流してから手の中でシャンプー剤を泡立て、

泡を塗布するようにしましょう。

泡立てにくい場合は何回かに分けて泡立てても良いでしょう。

 

④泡で包み込むように洗う

しっかり泡を立てたら、ゴシゴシとこすり過ぎないようにし、

泡で包み込むように洗いましょう。泡の力で汚れはきちんと落とせます。

 

いかがでしたか? 冬も美しい髪を保てるように、ぜひ1つでも実践してみてくださいね。

FIGARO

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このページは、FIGAROが2024年1月25日 12:34に書いたブログ記事です。

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