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2024年1月28日

シワも白髪も原因は同じ?! 老化の正体とは?

朝晩の気温がぐっと下がり、お肌の乾燥が気になる季節になってきました。

エイジングケアというと誰もが興味があるかと思いますが、

そもそもエイジング=老化とはいったい肌で何が起こっているのでしょうか?

老化とは何か?

老化には、いくつかの種類(段階)があります。

  1. 自然老化 :加齢による、皮膚の機能・再生力の低下。
  2. 光老化  :光(紫外線など)ダメージの蓄積。老化の要因の90%を占めるといわれる。
  3. 炎症性老化:1と2を繰り返すことによる炎症の慢性化。

炎症とは「赤くなる」「腫れる」「熱くなる」「痛い」の4つの状態を指します。

慢性的に肌が炎症していると聞いてもとピンと来ないかもしれませんが、

肌は精神的ストレスや、紫外線・薬剤などの外部刺激を受けると、

炎症を起こして自らを守ろうとします。

火傷や日焼けのような炎症は、自分でも分かりますが、

日々の小さな刺激で起こる炎症はとても弱いので、自覚症状がありません。

若い正常な肌は炎症が起きても元の状態に戻るのに対し、

加齢や苛酷な環境などで自己回復能力を超えるダメージを受け続けた肌は、

炎症が慢性化し、肌の見た目に"変化"が現れます。この変化がすなわち肌の老化なのです。

 

老化は、顔の皮膚では、シワ・シミ・くすみ・たるみなど、

頭皮では白髪やうねりなどとなって現れます。

つまり、シワも白髪も元を正せば皮膚の微弱な炎症の蓄積の結果なのです。

 
そして、炎症性老化を放置しておくと、

細胞が壊れてまわりの正常な細胞まで炎症させて老化が加速していくいことがわかっており、

これを慢性炎症老化といい「4つめの老化」といわれています。

イメージ

 

老化は治せる?!

自然老化には抗うことができませんが、

炎症というのは生理学的には治すことができる現象なので、

炎症が蓄積する前にお手入れする、

炎症が起きても回復できる皮膚環境に整えることで

炎症性老化は防ぐことができると考えられています。

①光老化を防ぐ

紫外線の強い春から夏にかけてはもちろん、

1年を通して生活にあったUVケアを取り入れましょう。

洗濯物を干す、ゴミを出す、ちょっと近くに外出する...

そんなときも気を抜かずに紫外線対策を心がけることが大切です。

また、紫外線を浴びた後は、実感がない場合でも

肌は炎症を起こしていますのできちんとスキンケアを心がけましょう。

②皮膚環境を整える

肌の機能が低下していると、炎症からの回復がうまくいかないので、

エイジングケア化粧品を活用し、肌にあった正しいスキンケアを心がけることがおすすめです。

特に見落としがちなのが頭皮のエイジングケア。

白髪染めやストレートパーマといった対処だけで済まさず、

その根本である頭皮のエイジングケアを行うことで理想の髪を生み出す頭皮環境を整えましょう。

③ライフスタイルを見直す

一番むずかしいことかもしれませんが、生活は美容の基本です。

規則正しくバランスのよい食事や睡眠の量と質、

ストレスとの上手な付き合い方やヘッドスパなどでの頭皮ケアなど、

炎症を起こしにくいライフスタイルを心がけましょう。

FIGARO

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